私は以前、通信会社で経理業務に携わっていました。そこではシステムを使って固定資産管理などの業務を行っていましたが、社内の情報システム部門の方々がサポートしてくれる機会がたくさんあり、私もそうした仕事にチャレンジしてみたいと興味を持ったのが転職するきっかけです。そして転職活動をスタートし、知人の紹介で出会ったのがNSS株式会社。業界未経験でも意欲があれば積極的に採用しているとのことで、また面接時にお会いした社員の方々がみなさん本当に楽しそうに仕事の話をされていて、そんな雰囲気にも惹かれて入社を決意しました。

最初に配属されたのは、製造業のお客様のヘルプデスクを担当するチーム。お客様が社内で使われているシステムについて、何かトラブルがあった時などに寄せられる電話やメールでの問い合わせに対応する仕事でした。まったくの未経験でしたので、最初は基本的なIT用語すらわからず、とまどうことも多かったのですが、上司やまわりの先輩方に丁寧に教えていただきながら、また自分でも勉強して何とか業務をマスターしていきました。

ヘルプデスク業務では、お客様から一日に何十件というお問い合わせの電話が入ってきます。その内容を関係部署に伝えて問題を解決していきますが、ときには原因がわからない厄介なトラブルもあり、社外のIT機器ベンダーに協力を仰いで解決を図っていくことも。大変な思いをすることもありましたが、きちんと最後まで対応してお客様から「ありがとう」という感謝のお言葉をいただけた時は、とても大きなやりがいを感じました。

こうしてヘルプデスク業務で1年ほど経験を積み、ITについて基本的なことを理解できるようになり、もう少し深く技術を勉強したいと上司に希望したところ、同じ製造業のお客様の社内のネットワークシステムを手がけるチームに異動させてもらえることに。お客様のネットワーク環境を調査し、サーバを構築していく仕事にいま取り組んでいます。まだ異動したばかりですが、ヘルプデスクを担当していた時に電話でやりとりしていたお客様と現場で実際にお会いすることもあり、新しい出会いや初めての経験の連続で毎日とても刺激的です。